金沢城公園
金沢城は金沢市にあり、かつて金沢城の外庭であった兼六園と隣接しています。金沢城の歴史は古く国の史跡に指定されており、石川門・三十間長屋・鶴丸倉庫は国の重要文化財にも登録されています。
金沢城は1583年に前田利家が入城すると本格的な城づくりが始まり、加賀藩前田家14代の居城として利用されました。宝暦9年(1759年)の大火によって全焼しましたがその後再建され現在の姿になり1996年に金沢城公園として一般公開を開始しました。
石川門
金沢城のシンボルでもある石川門は天明8年(1788年)に再建されました。兼六園に続く裏手の門で河北門・橋爪門と共に金沢城三御門と呼ばれています。
石川門は左右で石垣が異なり右側は切石積み、左側は粗加工石積みとなっています。
河北門
金沢城の正門である河北門は高麗門の一の門、櫓門の二の門、枡形土塀で構成された枡形門です。こちらの河北門も石川門・橋爪門とともに金沢城三御門と呼ばれています。宝暦9年(1759年)の大火によって焼失してしまいましたが1772年に再建され、その後明治15年ごろに撤去されました。130年ぶりに蘇った河北門は平成19年に着工され、平成22年4月に約2年半の歳月をかけて完成されました。河北門の内部は一般公開(無料)されています。
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓
二棟の三層三階の菱櫓と橋爪門続櫓を二層二階の倉庫である五十間長屋で繋いだ建築物です。平成13年7月に復元され明治以降に建てられた木造城郭建築物としては国内最大規模です。柱には釘やボルトを使用せずはめ込み式で組み立てられており耐震性にも優れています。内部は一般公開(有料)されています。
アクセス
・兼六園シャトルバス
兼六園下・金沢城(石川門向かい)で下車
・城下まち金沢周遊バス(右回り)
兼六園下・金沢城(石川門向かい)で下車
・城下まち金沢周遊バス(左回り)
兼六園下・金沢城(白鳥路前)で下車
入場料
入場料無料
※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門
大人320円(団体250円)
小人100円(団体80円)
※団体は30名以上
開園時間
午前8時〜午後5時(10/16〜2月末)
※夜間開園・ライトアップ
日没〜午後9時(休前日のみ)
※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓、橋爪門、河北門、鼠多門
午前9時〜午後4時半(最終入室午後4時)
※玉泉庵
午前9時〜午後4時半(最終入室午後4時)
12/29〜1/3はお休み
※鶴の丸休憩館
午前9時〜午後5時半(3/1〜10/15)
午前9時〜午後4時半(10/16〜2月末)
休園日
休園日なし
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